コンテンツへスキップ
Location, State, Country
(000) 123 12345
email@yoursite.com
夢千夜
About
Blog
Front Page
目次(第1-100夜)
目次(第101〜200夜)
目次(第201〜300夜)
目次(第301-400夜)
夢千夜
About
Blog
Front Page
目次(第1-100夜)
目次(第101〜200夜)
目次(第201〜300夜)
目次(第301-400夜)
Posts in 短編
小説記事
第五十八夜
橘 偲
-
7月 20
第五十八夜 路線バスを降りると、空梅雨のお天道さまがじりじりと肌を焼く。帰りのバスの時刻を確かめようとバス停の時刻表の前に身をかがめると、川を渡って来る風が肌の熱を幾らか奪ってくれるのに気が付く。 その風に乗って、某園の […]
read more
小説記事
第五十六夜
橘 偲
-
7月 13
第五十六夜 もう夜も半ばというのに相変わらず不快指数の高い空気の絡みつく中を、自転車で友人を先導しながら走る。 私を追いながら、アスファルトとコンクリートが日光を溜め込むのだ、密度の高い住宅やビルがエアコンを点け続けるか […]
read more
小説記事
第五十五夜
橘 偲
-
7月 9
第五十五夜 湯上がりの火照った肌を浴衣の生地が撫で、肌と生地との間に風が通るのが心地よく、ついつい大股で歩いて部屋へ戻ると、仲居がちょうど布団を敷き終えたところだった。 失礼しましたといって頭を下げる彼女にいい湯だったと […]
read more
小説記事
第五十一夜
橘 偲
-
6月 25
第五十一夜 雨が降らぬからいつまでも蒸し暑く、寝苦しい夜が続く。おまけに空調が故障し、時期が時期だけに工事の手配に時間がかかるというので、もう何日も苛苛と睡眠不足の夜を過ごしている。 高い不快指数に苛だったような、それで […]
read more
小説記事
第四十九夜
橘 偲
-
6月 18
第四十九夜 ピィーヨ、ピィーヨと音がして、はっと目が覚めた。二階の出窓で日向ぼっこをしているうちに、いつものことながら眠っていたらしい。瞳を細めて音のした方を見やると、枯れ草色の鳥が一羽、木に留まって辺りをキョロキョロ見 […]
read more
小説記事
第四十七夜
橘 偲
-
6月 11
第四十夜 用水路でカワニナを集めていると、下流の方から腰の曲がった白髪の老爺がやってきて、互いに挨拶を交わす。少し先の荒れた畑の前の畦道に、老爺は担いだ麻袋をどさりと下ろし、続いて腰を下ろした。 畑はまだ起こされていない […]
read more
小説記事
第四十六夜
橘 偲
-
6月 8
第四十六夜 西の空に半月の沈みかける頃になって漸く一仕事を終え、社用車を駐めたコイン・パーキングまで住宅街の路地を歩いている。昼間まではじめじめと蒸し暑かったが、日が暮れたからか、北風でも吹いたのか、いつの間にやら空気は […]
read more
小説記事
第四十五夜
橘 偲
-
6月 4
第四十五夜 事務所で机に向かいカタカタとキィ・ボードを打っていると、「こんにちはー」と語尾の間延びした大声とともに長い茶髪の女性が入ってくる。 仕事上の知り合いで、まだ若いのにこれでもかと派手な服装と化粧をしていることも […]
read more
小説記事
第四十三夜
橘 偲
-
5月 28
第四十三夜 柿の木の葉が茂ってきた。面倒ではあるが毎年のこと、仕方がなく重い腰を上げ、殺虫剤を撒くことにする。 噴霧器に殺虫剤を入れ、ポリタンクを背負って木に向かう。風向きを確かめていると、雀が数羽飛んできて、何をしてい […]
read more
Posts navigation
Previous
Posts navigation
Page
1
…
Page
51
Page
52
Page
53
Page
54
Page
55
Page
56
Posts navigation
Next
Search for:
最近の投稿
第八百四夜
09/15/2024
第八百三夜
09/12/2024
第八百二夜
09/08/2024
第八百一夜
09/05/2024
第八百夜
09/01/2024
アーカイブ
アーカイブ
月を選択
2024年9月
2024年8月
2024年7月
2024年6月
2024年5月
2024年4月
2024年3月
2024年2月
2024年1月
2023年12月
2023年11月
2023年10月
2023年9月
2023年8月
2023年7月
2023年6月
2023年5月
2023年4月
2023年3月
2023年2月
2023年1月
2022年12月
2022年11月
2022年10月
2022年9月
2022年8月
2022年7月
2022年6月
2022年5月
2022年4月
2022年3月
2022年2月
2022年1月
2021年12月
2021年11月
2021年10月
2021年9月
2021年8月
2021年7月
2021年6月
2021年5月
2021年4月
2021年3月
2021年2月
2021年1月
2020年12月
2020年11月
2020年10月
2020年9月
2020年8月
2020年7月
2020年6月
2020年5月
2020年4月
2020年3月
2020年2月
2020年1月
2019年12月
2019年11月
2019年10月
2019年9月
2019年8月
2019年7月
2019年6月
2019年5月
2019年4月
2019年3月
2019年2月
2019年1月
2018年12月
2018年11月
2018年10月
2018年9月
2018年8月
2018年7月
2018年6月
2018年5月
2018年4月
2018年3月
2018年2月
2018年1月
2017年12月
2017年11月
2017年10月
2017年9月
2017年8月
2017年7月
2017年6月
2017年5月
2017年4月
2017年3月
2017年2月
2017年1月
2016年12月