第六百四十夜   私の通う小学校は創立百周年を超える古いもので、いわゆる学校の七不思議がたくさんある。七つどころか両手両足の指でも足りなくて、もうどれが元々の七不思議なのかわからない。七不思議なのに「たくさんあ […]
第六百三十二夜   私の通う小学校は創立百周年を超える古いもので、いわゆる学校の七不思議がたくさんある。七つどころか両手両足の指でも足りなくて、もうどれが元々の七不思議なのかわからない。七不思議なのに「たくさん […]
第六百三十一夜   私の通う小学校は創立百周年を超える古いもので、いわゆる学校の七不思議がたくさんある。七つどころか両手両足の指でも足りなくて、もうどれが元々の七不思議なのかわからない。七不思議なのに「たくさん […]
第六百二十七夜   正月明けの登校初日、退屈な新学期の始業式に続いてホームルームで冬休みの課題を提出し、晴れて下校時間になった。 幼馴染の友人と共にお喋りをしながら校門を出ると、 「そうそう、朝のアレ、何なのか […]
第六百十八夜   定期試験の最終日、試験後のホームルームで担任が、五名ほどアルバイトを雇いたいというので立候補した。在校生の定期試験の終わった明日からは中等部の推薦入試が始まるそうで、そのために各教室の机を運び […]
第五百九十二夜   新学期を迎えて二日目の朝、目が覚めると寝汗で寝間着代わりのシャツが肌にべったりと張り付いていた。さっさと着替えて顔を洗いに共用の洗面所へ向かおうと部屋を出ると、何だか辺りが騒がしい。階下から […]
第五百七十六夜   どうにかこうにか期末試験を乗り越えて、後は全校集会を乗り越えれば夏休み、全校生徒が体育館に集まって整列した。全国的に疫病騒ぎがぶり返しつつある中、特に有名な観光地のあるでもない我が地域では全 […]
第五百七十二夜   バイト上がりの夕方六時頃、夏至が近付いて日が暮れるのも随分遅くなったものだと夕焼けを眺めながら帰宅しようと自転車に跨ったとき、スマート・フォンに着信があった。 ポケットから取り出して画面を見 […]
第五百六十夜   二年に上がって初めて教室に入って以来、不思議に思っていることがあった。他の学校、他の地域ではどうかわからないが、私の卒業した小学校では各教室にオルガンが置かれていた。中学に上がるとそれが無くな […]
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