第五百夜十六   一通り取ってきた甘い物を平らげ、温くなった珈琲を片手に談笑していると、斜向かいに座った友人のスマート・フォンがテーブルの上で震えた。 仕事の連絡か何かだろう、ちらりとそちらに目を遣る彼へ掌を差 […]
最近の投稿
アーカイブ