第四百十三夜   遅く起きた朝とも昼とも付かぬ時刻、ブランチの用意を終えて食卓に就くと、夫の携帯電話が着信を知らせる呼び出し音を鳴らす。彼は 「妹からだ」 と呟くと、行儀が悪いからと席を外し、先に食べていてくれ […]
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