第五百二十九夜   「ああ、そうそう、これ持って行って。で、店の裏口を出たところで使ってから帰ってな。ゴミはそこらに捨てたら駄目よ」 と渡されたのは、名刺の四分の一ほどの大きさの長方形の袋だった。よく見れば紙の […]
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