第八百十八夜    ここ数日秋の長雨が続いて洗濯物がたまってしまった。顔を洗って直ぐに洗濯機を回し、簡単な朝食を摂る。  一通り洗い物を済ませたところで第一陣の洗濯が終わる。洗濯機から籠へ洗濯物を取り出し、代わ […]
第八百十六夜    取引先でのミーティングを終えて荷物を片付け始めたとき、ふと先日抱いた疑問が頭を過った。  それは今日のミーティングの日時を決めるべく電子メールを送り、その返事が届いたときのことだった。「この […]
第八百十五夜    三連休を利用して、少々遠方の山へやってきた。紅葉の季節で人手も賑わい、初日は観光客の多い文化遺産や市街地を見て回り、二日目は朝から山のハイキング・コースを歩くことにした。  入口から暫く歩く […]
第八百十四夜    自宅の最寄駅のロータリから、暫く振りにバスに乗った。検索で見つけた雑貨屋へ行きたいのだが、その店が直線距離で六キロメートルほどで、自転車を持っていない私には少々遠い。可といって電車で行こうと […]
第八百十三夜    郊外にある大型ショッピング・モールからの帰り道、 「あれ、公衆電話だ。まだあるものなんだな」 と運転席の夫が、顎を前に出した。その方向を見ればなるほど、横断歩道の階段の下に花を咲かせた夾竹桃 […]
第八百十一夜    帰り道の量販店で何を買おうかと考えながら荷物を片付けていると、同じサークルの友人からメッセージ・アプリで連絡が来た。 ――今週の土日、どっちか暇だったりしない? 後期から土曜は午前中だけ講義 […]
第八百十夜    次のアポイントまで一時間ほど時間が空いてしまい、客先近くの大型商業施設の駐車場に車を停めた。小糠雨が降り続く中を喫茶店まで歩くのも面倒で、細々した仕事は車内で済ませることにする。  周囲が静か […]
第八百九夜    一限の授業を終えて三限まで暇になり、図書館で勉強をしているとメッセージ・アプリの着信を知らせる振動が鞄から響いた。同じような境遇の友人から、昼休みに入る前に学生食堂で一緒に昼食をとのお誘いのメ […]
第八百六夜    文化祭終了を告げるアナウンスが流れると、来場客が続々と校門へ向かって移動を始めた。その流れに逆らうように生徒達が各々の教室に戻って来る。ここから僅かな時間で後片付けをしなければならない。担任が […]
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